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更新日:2024年8月9日
指定の名称・・・大和浜のオキナワウラジロガシ林
指定の所在地・・・大和村大和浜瀧の川93
指定対象の面積・・・16,859平方メートル(約2町歩)
所有者・・・大和浜集落(民有地)
指定の主な要因・・・集落の直近、北限地域、カシ木の群生地、集落の水源涵養林
平成18年に3日間の綿密な最終調査が実施され、直径50cm以上のオキナワウラジロガシが100本以上、100cm以上の大木が4本確認されました。
この瀧ノ川山から流れる滝水は、古い時代から大和浜集落になくてはならない貴重な生活水であり、昭和42年に集落内に簡易水道が整備されるまで大切に利用されてきました。集落の水資源であるこの山を神山と崇め聖域にすることで、集落の不文律として保護してきました。そのため戦後の混乱期も含め周囲の山は伐採されても滝ノ川山だけは伐採を免れたのです。そのため他に見ることの出来ない特異な森を形成しています。集落の背後にありながらも先祖代々、水源涵養林として守り、建築材、薪炭材などにも使わずに、大切に守られてきた森です。
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