
村民の皆様、新年あけましておめでとうございます。
村民の皆様には、輝かしい平成24年の新春をご家族おそろいでお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
昨年は、全国的に災害の多い年ではなかったかと思います。特に3月11日に発生いたしました東日本大震災は、地震と併せて原発の事故も重なり戦後未曾有の災害となりました。また、奄美におきましても100年に一度と言われた一昨年の奄美豪雨でありましたが、一年に2度も豪雨災害に見舞われました。亡くなられた皆様方へ哀悼の誠を捧げると共に被災を受けられた皆様方へ心からお見舞いを申し上げます。
平成24年が、事故・災害等の無い平和で明るい年でありますように願っております。
村としましては、これまで以上に災害に対しての取組の強化を図ることで、村民の皆様方の安心・安全の確保に取り組んで参りたいと考えております。
私は、村政を進める上で大事なことは、「行政は村民の立場に立って村興しに取り組まなければならない」との基本理念の下に、村政運営を進めて参りましたが、本年も引き続き基本理念の原点に返り、村政に取り組んで参りたいと考えております。
それでは、年頭に当たり、村政の主な施策について申しあげます。
1点目は、行財政改革の推進による健全財政の確立であります。
村興しの原点は、村民であります。その意味において、事業の効果や必要性なども十分な検討を行い、最小の経費で最大の効果を目指し、適正な予算執行で健全財政の確立に努めて参ります。
また、職員が元気でなければ村民も元気にならないとの思いを持ち、職員の意識を変え、村民サービスの向上に努めて参りたいと思います。
次に「農林水産業の振興・雇用対策の推進による定住促進及び村の活性化対策」であります。
これからの大和村の産業は、農林水産業であります。これまで掲げてあります振興策の一つに、村の特産品であるスモモやタンカンなどの村外への販路拡大が挙げられます。
これまでにも、村のトップセールスマンとして、村外へ特産品のPR活動を積極的に行って参りましたが、今年度より、神奈川県大和市、東京都板橋区での物産展が確立したものとして開催出来るように、進めていきたいと考えております。
また、特産品の加工品については、大和まほろば館を拠点として、開発・商品化を進めることで、村で生産された作物の付加価値を付けることにより、農家の皆さんの生産意欲向上に繋がっていけるように取り組んでいきたいと思います。
さらに、生産者である農家の皆さんの収入源確保に少しでも貢献するため、村が進めております農作物の名瀬中央青果市場への集荷・出荷体制を今年度も引き続き実施し、利用者の増加に伴い今年度からは、集出荷日数も増やしたいと考えておりますので、地産地消を積極的に推進するために、生産者の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
また、雇用対策による定住促進でありますが、地元企業との連携を進めながら、雇用創出にも繋げて行きたいと思います。さらに、公営住宅の整備と空き家改修を進めることが、人口減少対策への足がかりとなる環境の整備にも早急に取り組んでいきたいと考えております。
次に少子化対策や高齢者対策は過疎化対策とともに、村の活性化を図る上で重要、かつ緊急の課題であります。出産祝金や乳幼児から中学校までの医療費の無料化等を引き続き行っていきます。
また、高齢者対策におきましては、「村民が皆元気」をモットーに、健康づくりや雇用対策などにも取り組んで参りたいと思います。
以上、申し上げました他に、重点項目として「防災強化による安心・安全な村づくり」、「道路交通網、情報通信体系、生活環境の整備」、「高齢者福祉の充実」等であります。
そして、先人が築き上げた功績を守りながら、多くの宝物「豊かな自然や伝統文化」を継承し、後世に残していくための施策を講じて参りますと共に、大和村の基本理念である「自然と共生し、生き生き、安心、安全な住みよい村づくり」を実現するために努力して参ります。
以上のこと等に、全職員一丸となって、全力を尽くして参る所存でありますので、村民の皆様のご支援、ご協力を賜りますよう心からお願い申しあげます。
新春にあたり、村民の皆様方の限りないご多幸と、益々のご健勝をお祈り申し上げまして、新年のごあいさつといたします。
大和村長 伊集院 幼