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更新日:2024年3月11日

開饒神社・高千穂神社

尾神山の麓にある2つの神社

開饒神社は、我が国における糖業の始まりとなったサトウキビの苗、黒糖製造技術を江戸時代初頭に中国から持ち込んだ、直川智翁を祀った神社です。
大和村大和浜出身の直川智翁は琉球に渡る途中に台風にあい、中国に流されました。
翁は、一年半の滞在期間に大陸の農業を見聞し、ひそかに黒糖の製法を学びました。
当時、中国では、製糖技術を外国人に教えることは禁止されていましたが、サトウキビの栽培技術と黒糖の製法をひそかに学び、帰国の際には、衣類箱の底を二重にして、命がけでキビ苗三本をかくして持ち帰り、大和村戸円の磯平のこの地に植栽しました。
キビの成育は順調で次々と増産し、日本で初めての黒糖製造に成功しました。
その後、翁は、サトウキビ栽培を群島内に奨励し、技術改良に専念しました。又、子孫には、家業としての伝授を命じ、製糖技術の向上と栽培の拡大をすすめました。
幾多の時代を経て、現在ではサトウキビは奄美の基幹作物となっています。
翁の偉業を讃えるため、明治十五年には、思勝の尾神山の麓に開饒神社が建てられ、昭和五十九年には改築されています。

高千穂神社は、尾神山の麓に1869年村社として建立。1910年には山の上に建てられていた厳島神社も合祀されました。思勝と大和浜は豊年祭の際に、社の広場で奉納相撲を行います。

所在地

〒894-3104鹿児島県大島郡大和村大字思勝14

駐車場

神社前にあり

ひらとみ神社

ギャラリー

アクセス

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